ACM証明書数の上限緩和申請-初期制限数がデフォルトより低すぎる
AWS Certificate Manager ( ACM ) の制限
AWS のユーザーガイドには、ACM 証明書の数のデフォルトの制限は 1,000 とある。

ただし、こうともある。
新しい AWS アカウントでは、ここで説明する制限よりも低い制限で開始する場合があります。
初期制限数は 10 だった
しかし、Certificate Manager から、11 個目の証明書をリクエストするとエラーが出た!
Cannot request more certificates in this account. Contact Customer Service for details
なんでやねん。デフォルトの制限で 10 ってなってる項目は「 ACM 証明書ごとのドメイン名の数」と「プライベート CA の数」だけど、 1 つのドメイン名につき、 1 つ証明書を発行しているので、「 ACM 証明書ごとのドメイン名の数」には該当しないはず。
デフォルトで 1,000 あるのが、 10 しかないのも考え難い。とりあえずサポートセンターに連絡した。
現在の「発行可能な証明書の数」を聞いたところ、
現在の「 ACM 証明書の数」は、 10 でございます。デフォルトと比べて少なすぎない? 1/100 しかないんですか???
上限緩和申請手順
申請の際には、何に対する制限緩和リクエストなのか項目を選択するのだが、ここを間違えてサポートセンターとのやりとりが増えてしまった。今後のためにも申請方法をメモしておく。
AWS サポート センターから必要事項を記入し送信する。

Case description は、「新サービス構築のため」とかでも OK。( Elastic IP の制限緩和の時はこの理由使ってる)
画面下に Contact options があり、 Preferred contact language で「日本語」と「 English 」の選択が可能。 Contact methods で、「 Web 」か「 Phone 」の選択もできる。
自分はカナダから日本語でやりとりを行ったが、日本語を選択したからか、日本時間で返信が来た。
申請後から数日程度で制限が緩和されるとのこと。
こちらの上限緩和には担当部署との確認が必要となりますため、 対応完了まで数日程度かかる場合がございますことを予めご了承くださいませ。